トキワ荘に行ってみた
Ringoです。Apple製品を日常で使って生活しています。
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]まんが道を読んだ人は一度は行きたいトキワ荘[/chat]
結論から言うと「一度は行こう」
まんが道という藤子不二雄A先生が書いた名著がある。
漫画家を志した藤子不二雄F(才野茂)と藤子不二雄A(まがみちお)の青春時代を描いた漫画である。
舞台は東京にあるトキワ荘。
手塚治虫をはじめとして当時のトップ漫画家たちが集まっていた梁山泊的なアパートである。(藤子不二雄が上京した時には手塚治虫はアパートを出て行っていなかった。敷金と愛用のテーブルは残していってくれた)
トキワ荘の生活風景もまんが道に描かれており「あーここでテラさんがパンを作ったのか。チューダーをこの部屋で飲んだんだな。カベさんが後ろに座った状態で漫画を書いたんだな」とまんが道を見た時の感動を再現してくれます。
2階に登る階段の音「ギシギシ」も再現されている。
手塚先生と藤子不二雄先生が住んだ部屋(5畳と狭い)
トキワ荘に行く道のりも楽しい
トキワ荘に向かう道のりも楽しいです。
電信柱には案内が出ていたり道に迷うことは無いです。
トキワ荘前の道にはトキワ荘に関係する店が並んでいます。トキワ荘の漫画家が書いた本を見ることができます。
トキワ荘の前にある公園ではトキワ荘出身の漫画家のプレートがあります。一息つきたい時はプレートを見ながら休憩しましょう。
「ンマーイ」ラーメン「松葉」
「ンマーイ」とは主人公が美味しい物を食べた時に発する言葉である。(他にも「キャバキャバキャバ」という謎の笑い声を発する漫画家なども出現する)
トキワ荘の近くには「松葉」というラーメン屋がありちょくちょく漫画に登場する。
嬉しいことに「松葉」は現在も営業しておりラーメンを食べることができる。
私は700円のラーメンライスを頼んだが素朴な味で美味しかった。新漫画党の御用達の「チューダー」(焼酎をサイダーで割った飲み物)もこちらで飲むことができる。
店主は一人のため注文には多少の時間がかかるが、店内にある数々の漫画家のサインをみたりりして時間が流れるのを楽しもう。
まとめ:トキワ荘にはまんが道を読んでからいくべし
まんが道を読んでいない人がトキワ荘を訪れても感動はしないであろう。「こんな古いアパートなんで再現したんだ」と疑問に思う程度だと思う。松葉ラーメン屋も普通の古臭いラーメン屋としか感じないであろう。トキワ荘や松葉が悪いのか?いや違う。全てはまんが道を読んでいないで行くあなたが悪いのだ。物事には順序というものがある。ぜひまんが道を見て情景を頭に叩き込んでから行くことをお薦めしたい。まんが道には道夫少年の過ごした富山の高岡市が出てくる。高岡市にもまんが道にでてくる場所があるので漫画道愛好家の方には高岡市もお薦めです。